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描くうちに掴めてきたキャラクター
2014-04-08 14:52:25

ネタばれ含むウザめの俺キャラ語り↓


当初はエセトを美形に描こう描こうとしていたんですが、今回の構図に決めたとき「彼はそういうこと考えず生きたひとなんだから、頑張ってそう描かなくていいんじゃないか」と初めて思いました。醜くたっていい、だって彼自身が選択した世界がそういう世界だったんだから、と。「悪鬼」であった頃の彼はどんなに麗しく装ってもどんな美辞麗句で誤魔化そうと「悪鬼」そのものであり、その間絶対に変わらない。それでいいんだとの感慨で集中したら、だいぶ描くのが楽になりました。彼本来の姿からしたらちょっと残酷な突き放しなんですけどね。

エセトはアップで見たらぞっとするほど「美しく」、けれど全体像を見たらげっとなるほど「醜く」描くのが理想です。うまく言えないけど。

文と絵、両方で表現することの良さは、それぞれの利点でキャラクターをより深く理解出来ることだと再感。創作やってて良かったとつくづく感じました。




そういうことなので本来美形設定なはずの彼を美形に描けないのは敢えてであり決して作画がマズいからでは(略